急転直下(上)

 2010-03-28投稿
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いつものように
後輩の陽ちゃんと
飲んだくれ

お決まりのセリフを
吐きながら帰った

「陽ちゃん!毎日がこうやったらいいねぇ」


貧乏な奨学金に頼った生活も大学三年生になり
フトしたことで
定期的に
まとまったお金を
入手できるようになり
毎日が楽しかった…


はぁぁ
毎日夢のようや!
勉強するにも
運動するにも
ましてや学費の
心配がなくなったあ!


資格試験を
完全制覇することに
疑問を持ち
勉強量も減ってきていた

その頃のテーマは
資格(専門知識)
パワー(肉体的体力)
人間力(魅力・交渉力)

まっ資格は
一休みしよっ


…で毎日自堕落な日々を送っていた


今日は誰のとこも
寄らずに
きたねぇ我が家に帰るか

借りてる
幽霊屋敷と言われる
長屋に着いた


背後に人の気配がする

「宇野さん(私)ですか?」

あぁなんや…


ずいぶんと身なりの
キチンとした紳士が
我を待っていたようだ


私…
福岡の☆☆病院の
遣いできました
今…お時間ありますか?

ん?福岡?病院?
……あっ……
教子んとこの病院かぁ


冷水を
ぶっかけられたように
一気に酔いが覚めた!


〜続く〜

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