星空の向こうに 二章 前

あおい  2006-08-22投稿
閲覧数[388] 良い投票[0] 悪い投票[0]

二章 近づく 前


ファミレスに入った6人は席についてメニューを開いた。
「ねぇ、如何する?」

桜はそういうと、楓を見た。
「う〜ん。たまにはピザも良いかな?」

楓の答えを聞くと、桜はニコニコと答えた。
「じゃあ私ピザにする♪」

あぁ、やっぱり。桜はきっと楓狙いだ。
私はそう確信した。はじめっから気づいてたけど。
「鈴奈は何食べるの?」

思わぬ楓からの質問。私は何も考えてなかったので適当に言ってしまった。
「えぇ?えっとー・・・じゃ、じゃあ私もピザにしようかな?」

桜はその瞬間ギロリとにらんだ。
「楓君、飲み物は何にするの?」

桜は楓の体に寄り添った。
「じゃあドリンクバーにしようかな。色々飲めるし。」
「じゃあ私も〜♪」

桜はやっぱり同じものにした。
私はもちろん同じもの・・・っていうか、ドリンクバーは皆同じだった。

桜はもちろんいやぁ〜な顔してこっちを見てる。
あ〜ぁ。嫌な人に目をついけられちゃった。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 あおい 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ