「口笛吹いて」中

 2010-03-31投稿
閲覧数[402] 良い投票[0] 悪い投票[0]

クラスのリーダーの
栄二君は
転校生の僕にいきなり
同意を求められ
戸惑ってる


少しの間のあと
輪の外にいた
女子の集団の中の
リーダーが言った


残り物という
言い方は悪いよね
栄二


女子のリーダーも
栄二君に同意を求めた


栄二君はようやく
促され口を開いた

「先生の言い方は悪かったと思います!」


先生は…

あぁ悪かったと
逆ギレ気味に
捨て台詞をはき
職員室へと去った



栄二君ありがとう!

僕は初めて
クラスのリーダーに
話しかけた

栄二君は同級生にも
君づけで呼ばせていたが孤独だったようだ


嬉しそうにしてる


僕は栄二君に
提案することにした


なあ栄二君
くじ引きでチーム分けをやり直そうよ


一人ずつ指名していく
方法は最後に残る人間をトコトン惨めにする

くじ引きで
栄二君と国田君と僕は
同じチームになった



〜下へ続く〜

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 我 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ