私はじゃんけんに負けて、お別れ会の実行委員になった。相手は一樹。好きな人だ。
夕日を見ながら、道を歩いてゆく――。
無邪気に笑って遊んで走りまくった、そんな楽しい日なんて、戻ってこないだろうー。
私と一樹は、そのあと、いろんな物を買いに行ったんだ。お別れ買いに使うね…。
帰る途中、一樹が途中トラックに引かれそうになったんだ。一樹のことが好きな私は一樹をかばった。
私は死んだ…――。
でも決めたの。死んでも誰かが告白しても、私は一樹をずっと見てるって、見守り続けるって。
あのとき告白をして、思いを伝えてから、死ねばよかったな…って今でも思う…後悔をしてるよ――・・・一樹…