林間学校での
ソフトボールの試合は
四番でエースの
栄二君を
国田君の打撃と
僕の守備で支え
僕らのチームは勝った
試合後は
三人は仲良しになった
栄二君も小学生入学以来話したこともなかった
国田君に話しかける
「国田の打撃凄いね」
「え・栄二君の・た・球も速いよ」
国田もどもりながら
楽しそうだ
栄二君はやはり
寂しかったようだ
クラスのリーダーとして振る舞い
同級生に君づけで
呼ばせても寂しかったのだろう
その後
僕の画策(笑)で
三人の町内で
ソフトボールチームを
合併して町内対抗の大会で優勝したり
三人で児童会を
仕切ったりもした
中学生になってから
三人には波乱は
あったが
今回の物語は
ここで締めるとしよう
あっこんときの
女子のリーダーが
12の夜で
都度登場する岡崎です
♪口笛吹いてぇ
空き地へいぃたぁ…♪
ふと
この歌を思いだし
本作を書きました
愛読ありがとうございました☆