Sweet.Honey

菜月  2010-04-02投稿
閲覧数[249] 良い投票[0] 悪い投票[0]

−支倉雪斗。
初めて見たときから
その姿が 焼き付いて離れなかった。
いわゆる、一目惚れってやつ?
今までは 何の自覚も
なかったけど。今更になって自覚したんだ。

私は、雪斗がスキなんだ。でも、雪斗は私の事、
どう思ってんだろ。
それだけが ずっと心配でいる
。でも…今日は絶好の告るチャンスッ!!
だって…遠足だもん!
この中学の恒例行事。
一年全員で遊園地!

まず…物陰に雪斗を引っ張って…そんでもって告る!!


我ながらいい作戦。。

この時の遊園地は…
かなり盛り上がった。
肝心なジェットコースターとか…


昼ご飯も終え、時間もたった。


「集合時間20分前ー」



雪斗探さなきゃっ!!


はぁっ…はっ……

息を切らして雪斗を探した。

−いた…
あの男子群の中。

「雪斗っ…ちょっと来て」

腕を掴んだとき…振り払われた。「やめろよ…なんなんだよ!」

−そんな………


フラれた…の前だ。


「う…わああん…っ…雪斗っ…ひどいよ…いくらハズくてもっ…」

「集合時間10分前ー」
またアナウンスがなる。
「戻んなきゃ…」


そのとき…

「待てよ…っ」
「な…雪斗っ…何?放してよっ!」

「いいからこいよ!!」


そして雪斗は…

「そのゴンドラ乗ります!!」

「何!?雪斗!!今更!私、言っちゃ悪いけどマジ傷ついたんだよ!」

「ごめんな…」
「もういいよ!やめてよ!」
「美穂…俺…」
「いいって言ってるじゃん!」
「聞けよ!!」
「俺…ダチの前で美穂に呼ばれてハズかったからあんな事…ごめんな。美穂。マジで」

「私…雪斗のこ…」
なぜか涙が出てしまった。
「ごめんね…雪斗…私…」
チュッ… 唇に柔らかい感覚が渡った。
「なんも言わなくていい。俺、美穂の事、好きだ」
「私…も…だよ。雪斗…好きっ…」
「好きだよ、美穂」



Sweet.Honey END

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 菜月 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
炭酸でシュワシュワー!!
痩身ジェルが進化!


▲ページトップ