会えるかな−2−

 2010-04-03投稿
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ガラララ…。

「転入生よ。」

『こんにちは、名前は、【長谷川大地】です。よろしくお願いします。』

机に俯せになってた私は顔をバッっと上げた。

そこには、大地がいた。

「よろしくな。あや。」

「よろしく…。」

教科書がない彼は私と机を付けた。

私は右利き彼は左利きで
たまにぶつかってた。

私はその度に、顔が赤くなった。

それから私は、大地と仲良くなっていた。

休み時間しか会えなかった時より、嬉しい。

『秋休みは楽しかったか?でも、勉強はやったよな。』

先生が言った。

彼の顔を見たら、悲しげな顔をしてた。

それは、フラれたからだろう。

「大丈夫だょ。私も最近好きな人に好きな人いるって分かったし。」

『あやも失恋したんだね…。』

小声で話していた。

失恋…の言葉に涙が出て来た。

私は、彼に保健室に連れていかれた。

保健室にはダレもいなかった。

『おもいっきり泣け。』

その言葉にベッドの上で泣いた。

いつの間にか私は寝ていたのだ。



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