――当日
ち「慶四郎〜!!!!」
涙目で走ってくるちひろと、その後をマイペースについてくる伸昭
慶「?」
翼「うわ!あいつら…!!」
ち「怪我したってほんまぁ?!」
慶「ああ、うん」
ち「えー(;□;)!!」
伸「やばいやん。お前ら、無口君のドラムなしで音楽成り立つん?」
翼「あ?!」
ち「慶四郎〜嫌だ〜!!死なないで〜・゚・(ノД`;)・゚・」
慶「いや…俺は死なん」
伸昭は怒り顔の翼を無視して横を通りすぎた
伸「美弥〜!久しぶ…」
美弥の手を握りろうとする彼の手を、二人の間に割り込んだ翼が払った
伸「…なんやねん」
翼「お前こそ何やねん」
伸「俺は美弥に用があんの」
翼「うっさい!言っとくけど、こいつかわいらしいとこなんかないし、口悪いし、それに…バシッ…いった!何すんねん!」
美「あほ!!」
翼を殴った後、美弥はドシドシと行ってしまった
拓「あーあ、素直じゃないから」
猛「あほやなあ」
翼「うっさいわ!」
伸「行っちゃったやん。…あ、秋ちゃんと光希も久しぶり★」
秋「うん」
光「あはは…久しぶり…」
笑顔で二人に近づく伸昭
慶「…」
ち「ん?慶四郎?」
慶「…何でもない」