しばらくして晶がトイレに行き、その時 晴一が水鶴に言った。 「ミッチーってさぁ、何でそんなに優しくなれんの?」 「優しく?」 言われた水鶴は首をかしげ、聞き返した。 「俺も優しくなりてーんだけどよ、なかなか なれねぇんだよ。ミッチーみたいにさ」 照れ笑いをし、頭をポリポリ掻いて、晴一は言った。 「晴一にぃさん…」 「ん?」 「私は…」 そして夢は醒めていく。
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