我ガ生涯ニ雨、尽キヌ

千鶴  2010-04-07投稿
閲覧数[282] 良い投票[0] 悪い投票[0]


渇いた大地に雨が降り注ぐ
シトシトシト 頂きます

こんなに晴れた空なのに
君は泣いているの
まだ小雨だけど
かなしいのかな

狐たちの結婚式
最愛の人と
それとも戦略結婚
きっと 雨も
祝福してるから

ヒラヒラ パラソルの花 開いて
彩り 鮮やかな飾りで迎えよう
意識すらしてないけれど
それは二人を讃えるからで

渇いた大地に雨が降り注ぐ
シトシトシト 頂きます

夢や希望が朽ちて果てようと
ズキズキズキ 傷が疼いても

僕が君に想う気持ちは
いつでも ねぇ 晴天なり

こんなに眩しい太陽の下でも
哀しみは湧くの
まだ軽傷だけど
そのうち膿むかもね

キラキラ 星空のパレード 包まれ
式典もそろそろクライマックス
親族は「二人」を惜しんで
拍手喝采 日々を讃えて

私の気持ち あなたの気持ち
生涯を誓い 一つの物に
だけど不安は消えない
夜未知が怖くて
一歩前に進めません

渇いた大地に雨が降り注ぐ
シトシトシト ご馳走様

闇が孤独が心を支配しても
ザワザワザワ 痂が剥がれても

僕が君に想う気持ちは
いつでも ねぇ

苦しみは一人で背負わないで
ツライ時には頼ってよ ねぇ

あぁ 晴天なり

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 千鶴 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]
綺麗になりたい!
モテたい!ならコレ


▲ページトップ