Summer of memorie *2

みなと?  2010-04-07投稿
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!?


「冷た…!」

「えへへ〜!
どう、気持ち良い??」

「うん!えいっ」

「きゃー!冷た〜!」



えりかさんと過ごす時間は

学校の友達と遊ぶより

家でゲームとか

おやつ食べるより

大好きで楽しい…


「あのさ!大地君
前から顔色悪いよ!
…何か元気ないし
悩んでる事とかある…??」


悩んでるのは…


この心臓の痛み…


「何か…」

「ん??」

「心臓が…
心臓がものすごく…
すごく…痛い」

「あ!もしかして…」

「何??」

「大地君…
好きな子とかいるでしょ??」

「え!?
…あ
…えと…」



居るけど…


「ねぇ!居る??」

「…まぁ」

「やっぱりね!
それって恋だよ!!
好きな人がいる時って
心臓がドキドキして
バクバクして
痛くなるんだよー!」


…そうなんだ

じゃあ…
もしかして…


「早く『好き』って
言っちゃいなよ!
応援してるから!!」



え…僕は…


言えない…


「…うん」



それからも

僕とえりかさんは

いつもように

毎日、毎日

川でおしゃべりして

遊んで笑って…



とにかく幸せな時間だった。


「大地君!」

「あ…」


今日もえりかさん

来てくれた!!


「最近寒いねー!!」
もう秋だから
半袖じゃダメだね!」

「うん…」

「夏あっという間だったね…」

「うん…」



!?


「あ!きた!!」

「うそ!?」


んー…

よしっ!!


「あ!」

「どんな魚??」



…!?


「オイカワだぁ!!」

「凄いね!
よしよし!」


!?


頭…なでられた…


「ん??大地君??」

「あ…」


*10月20日*

「大地ー」

「ん??」

「もう…
川には、いい加減
ダメよ!行ったら…」

「何で…??」


*つづく*

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