2218年世界は時が止まったかのように科学などの人類の進歩は止まっていた。
「おい信、起きろ!」
低い声が響く。
俺たちは銃弾が飛び交う地上の地下で、戦争救助という戦争で傷ついた人を金で救う仕事をしている。
「おお!もう朝か」
仲間の剛である。
「もう朝かじゃねぇよ!
今日は朝から仕事だろ!」
俺たちは2150年の人類最後にして最高の発明、ナノマシンの使用者である。
ナノマシンというのは本来戦争で破壊されたはずだった…
しかし試作品の実験台になった人に埋め込まれていたのである。
それが俺や剛などのことである。
ナノマシンの実験台に選ばれた人は何人いるのかは全くわからない。
ナノマシン実験に関わった科学者やその真相を知っている者は政府に殺された。
「おい!信!準備しろ!仕事行くぞ!」
「へいへい〜」
信はしぶしぶ仕事に出かけた。