愛する虚しさを知った
１８までの私
東京に行けば
何かが私を待っていると信じて疑わなかった
２０まで
飽きるほど
口説かれる東京時代
でも心揺れることは
少なく
揺れたという錯覚も
直ぐに現実に戻る
一度…
愛する虚しさを知った後の人生は空虚かもしれないが傷つくよりはいい…
愛しても
相手が愛してくれる訳ではない
見返りを求める
愛する感情は捨てた
しかし私に
愛される見返りを
求めずに
愛することはできない
愛という感情に
惑わされるのは
もうたくさんだ
愛され大切に
される道を選んだ
愛するという姿勢も
虚構だらけ
しかし自分の
今までの愛を基準に
考えれば
本質は見抜ける
さあ…
愛されよう
彼は愛とは違うが
世界で一番
私を大切にしてくれる人
私は愛する心を
砂に埋めた
しかし今は幸せだ…
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