僕たち公介と孝治は精神病にかかった奴の友達に
当時の話を聞いてみた。
「君が佐藤君?」
「そうだけど!?」
「僕達、例の精神病について話聞きたいんだけど?」
佐藤は少しためらって
「良いよ…」
「あれは、僕の友達が、ある日学校を病欠したんだ…、それが一週間も続いたんだ、僕は家を訪ねてみると、そこには衰弱した僕の友達がいたんだ…
詳しく話を聞いたら、毎朝どんどん衰弱はひどくなって、病院に行ってもわからないらしんだ…
僕は無理を言って、その友達の家に泊まらしてもらったんだ、昼は普通に
話してたんだけど…
夜になったら…」
僕たちは唾をゴクリッと飲み込み、話の続きを聞いた…
「夜になると友達が、人間とは思えない声で、わらいだしたんだ…すごく怖かった…すると友達が宙に浮いてわ落ちてを繰り返しだしたんだ…頭を壁にぶつけたり、物を壊したり、そうまるで悪魔が憑依したように…」
僕たちは上手く動かない口でありがとうと言って
その場を後にした…
下校中、僕と孝治は図書館に寄った、見ようとした本は、悪魔についての本。
「公介これ見てみろよ!」
「どうしたの!?」
孝治が、
「悪魔に取りつかれた物は
この世の者とは思えない
声で叫び、物を壊したりすると言う・・・・
「おい…公介、佐藤の話してたのと一緒だよ…」
僕は言葉に困った、
「本当だね…、こんな事があるんだ…」
孝治が帰ろうと言ったので僕たちは家に帰った。
次の日、孝治は学校に来なかった…
先生が
「今日、孝治は病欠です」
まさかっ!!