怪しい…そう思った
アパートの隣に住む夫婦はどうみても幼児虐待…
僕は父親と
そのアパートに引っ越してきた時に
たしかに見たんだ
僕と同じ位の小学校低学年の女の子を!
僕の父親は漁師だから
一年に数日しか
家にいない人だが
僕は小学生三年生にして料理も洗濯もできるし
寂しくはない
引っ越した日が
夏休みの最中だったから
僕は女の子に会いたくて
毎日
窓越しに覗いてたけど
女の子は部屋から
出てくることはない
それどころか
夜には物を投げる音や
女の子の悲鳴が
聞こえる
これって虐待?
僕が助ける!
まだ見ぬ事実を断定し
僕は救出作戦を
建てることにした
待ってて…
僕が今助ける(救出)するから!
〜続く〜