スカバンburn!!最終章 -59- 君が笑うから

きゃしー  2010-04-12投稿
閲覧数[362] 良い投票[0] 悪い投票[0]


再び光希の視線がとまる。
そして突然くるっと方向転換するとすたすた歩き始めた

光「行こう、拓朗」

拓「えっ?…なんで?!」

光希が拓朗の腕を引っ張る。拓朗が慌てて、さっき光希が見ていた方向を確かめると、そこには楽しそうに会話している秋奈と慶太郎の姿があった。

拓「(そういうことか…)…あ!待って!みっきー!!」

拓朗はあることに気づくと2人…いや、3人に向かって叫んだ。

拓「タケー!!!」

光「…え?」

秋奈達の後ろから顔を出した猛は、拓朗の姿を見つけ手を振った。

猛「たくー!みっきー!」


拓「行こう、みっきー」

拓朗は光希の腕を掴んで猛達の側まで来た。

秋「何してんのー?」

光「えっと…」

拓「まあいろいろ!お前らは?」

猛「秋が買い物に付き合えって言うからぁ〜」

猛が不満げな表情で話した

秋「だから、タケは来んでええって言うたやん」

猛「そうゆう訳にもいかへんの!」

そう言うと猛はこっそりVサインを光希に送った

光「あは…は…」

猛「たく達も一緒に行こう」

拓「ああ(はあ…結局俺はこうしちゃうねんなあ)」

拓朗は先ほどの様子と違って、慶太郎の隣で楽しそうに笑う光希を見つめた



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 きゃしー 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ