春の息吹

ブランキー  2010-04-12投稿
閲覧数[390] 良い投票[0] 悪い投票[0]

長い雨脚が
桜を散らして

誰かが慌ただしく
春を惜しんでいた。

今になって
ほころび始めた
わずかな蕾が

雨の中
私の目の前で
孤独にも勇ましく
咲いていて

微かな希望を
見出だした私は

何よりも今
春の息吹を感じた。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ブランキー 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]
素敵なお相手紹介
(*^^*)無料体験☆


▲ページトップ