フィクション救出(1)

愛菜  2010-04-13投稿
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少し様子を探ろうと
僕は廊下で
偶然会ったふりをして

その女の子の母親に
話しかけた


「おばちゃんの家に僕と同じ位の女の子いるよね」


母親らしき人は
恐ろしい顔で
僕をにらみつけた

「イヤらしい男の子だね!ウチに近づいたら・ただじゃあおかないよ!」

僕はビックリして
凍りついた


こんな
鬼みたいな女じゃあ…


ますます
部屋に閉じ込められた
少女の身が案じられた


次の日に
僕は覚悟を決めて

鬼ババア
(少女の母親らしき人)が出掛けたのを見計らい
廊下沿いの窓から
大声で呼び掛けた


〜続く〜



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