Big Bigミステリー

 2010-04-13投稿
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世の中にはあってはならない、あるわけがない…

「そんなことがあったら面白いな〜」

「なに独り言言ってんですか、探偵さん♪」


「なんだ、いたのかよ」

仕事の依頼がない時は、こんな会話を秘書の紗耶香(さやか)としたり、独り言を呟いたりしている。

「俺は名探偵、歩(あゆむ)」

紗耶香「また独り言ぉ〜、しかも名探偵じゃないし〜」

カランカラン♪と音がした
歩「依頼人か?」

紗耶香「珍しい〜♪」

「すいません〜」

歩「どうぞ、おすわり下さい、紗耶香お茶!」

紗耶香「は〜い」

依頼人は理香(りか)という40才くらいの女性だった。

理香「実は私のパソコンが消えたんです、泥棒とかじゃなくて、見事パソコンだけ!、大切なデータとかもあるので…」

歩・紗耶香「?」

理香「警察にも行ったんですが相手にされなくて」
歩「警察…、分かりました引き受けましょう」


いまわまだ、きずかなかった、このたいしたことない依頼がこのあと壮大なミステリーに繋がることを。



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