君へ

ねこ  2010-04-15投稿
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君に会ったのは中学二年の時だった。
元々小学校も一緒だったけど、クラスが同じにならなかったから知らなかったよ。

中学二年…
やっとクラスに慣れた頃の初めての席替え。

「俺どこだ?ってか一番前!?隣は…佐藤花?」

『ゆか〜どうしよ(汗 アタシしゃべれる人班に居ないよぉ』
突然聞こえた声。
…たしかこいつが佐藤花じゃなかったっけ?

[はい。席移動してぇ]

ガタッ
そいつは無言で俺の隣に机を置いた。

休み時間…
『マジでしゃべれないよ(汗 男子は男子同士でしゃべるだろうし、女子は…水野さんだし← 孤独だぁ(笑』
[まあ、ちょっと近くに真奈居るし、真奈としゃべりな]
『うん。そうする…』

ってかそれは聞こえるように言ってイイのかよ(汗
まぁあの班ならしょうがないか。
俺ともう一人の男子(次郎)は仲良いし、女子はあいつ以外一人で本読んでるような人だし…
俺がしゃべるしかない?(笑

授業…
[じゃあ班でなんか交流してぇ]
適当な…
[そう言えばこの班第一小四人中三人じゃね?]
『あ。確かに…(笑 なんかすげぇ。』
ん?意外と普通に次郎としゃべってるし…まあいっか
『てかアタシらが担当する教科なんにする?』
「あー何が良い?」
『[楽なの!!]』
「楽なのってなに(汗」
『んー美術とかは?』
[イヤ、美術は担当今田だからめんどいだろ]
『あー確かに』
「国語とかは?」
『国語って担当ダレ?』
[知らない]
「新しい先生か前田だろ」
『ま、そこはめんどいから班長がんばってください←』
「は?なんで?(汗」
[さんせー!]
『はい。二対一で決定(笑 って訳でよろしく』
んな無茶苦茶な…


結局これで俺らは仲良くなった…

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