逃げたい
逃げたい
貴方から
走って
走って
辿り着く
目を覚まして
隣で貴方が寝息をたててる
記憶はないの
身体が貴方を覚えているの
私の中の秘めた花
花弁が堕ちて
息が漏れる
涙がこぼれる
どうして
どうして
離れたい
快楽の渦に
私の花弁が堕ちてゆく
汚ない
汚ない
この身体
涙がこぼれる
快楽の歓びと
堕ちてゆく花弁
哀しくて
愛しくて