夢のあとエピソード〜慧からの手紙〜

萩原実衣  2010-04-24投稿
閲覧数[319] 良い投票[0] 悪い投票[0]

生来さんへ

ありがとう。
僕は、生来さんに受け入れてもらえるか…不安だった。
初めて生来さんがお店に来たときに僕は、心を奪われていたんだ。
あなたに…一目惚れしてしまったんだ。

だから…僕は、自分の意思であなたの隣に座ったんだ。
それから、生来さんが来るのを楽しみにしていました。
でも、ホストクラブ。
生来さんが来るとは限らないし、連絡先もしらないし…。

なにより、あなたが僕を相手にしてもらえるか?18歳のガキがあなたに…。

あの日、Bar で久しぶりにあなたの姿をみた時声をかけたくてたまらなかった。
でも、僕は…お客さんと一緒にいたから、あなたにメモを残したんだ。

うれしかった。

本当に電話くれて…。

それで、家に呼んでくれた。

生来さんも僕を好きでいてくれたことにびっくりしました。

嬉しくて…。

この3週間僕には、幸せな時間でした。

僕は、カメラマンになれるか?その第一歩を踏み出せる事になりました。イタリアで3年間勉強出来る事になりました。

この事は、あなたにも伝えましたが、僕は…その夢よりもあなたとこのまま一緒にいたいと思った。

あなたが、背中を押してくれた。

僕は…きっとあなたがくれた僕の夢を叶えて見せます。

待っていてとは、言いません。

でも、僕は…あなたを愛してます。

心から 愛してます。

日本に戻ったら、連絡します。

ぼくの新しい夢が見つかりました。

カメラマンになった最初の写真は、あなた を撮ること。

叶うことを願って…。

行って来ます。


慧より



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 萩原実衣 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
コンタクトのケアが変わる
洗浄1つで視界良好


▲ページトップ