翌日、土曜日の朝9時の事だ。
「さてとっ 行くか」
「う〜ん どこいくの〜 お兄ちゃん?」
「ちょっと……な」
「へぇ〜 デートなんだ〜」
「そんなわけないだろ」
驚いた感じで。そう言っった。
「そうよね〜 お兄ちゃんって、彼女いないもんね」
「彼女なんて、いらねぇーよ 今は…」
そうアイトは言い。靴を履き家を出る。
ちなみに両親は金曜日以外、ほとんど家に居ないのだ。つまり兄妹、ほぼ二人暮らしなのである。家事もアイトがしているのだ。
アイトは駅に向かった。そこにはアイトと同級生っぽい人らがいた。
「遅いっ!」
リーダー いやクラスで、いつも真ん中でいる人気者みたいな人だ。
「まだ10分も、たってないだろ」
「真名〔まな〕より遅かったら遅いの わかった?」
「へぇーへぇー」
(上から目線で話してくるな。 最近、そういうの流行ってるのか?)
「で、どこ連れて行ってくるの?」
「ほらっ」
二人は歩きだし、アイトは二枚のチケットを出したのだ。
「これっ 今、人気の水族館のチケットなんじゃ」
かなり驚いた様子で。
「ああ 親が、いつも金曜日にお土産?みたいなもん持って帰るから」
「そうなんだ!」
「行こうか
「うっうん」