「やっぱ心情の変化で文面が変わって来るのかなぁ」と道場はまだ柏木ひろかのことを話している。 そんな話を聞き流していた木山が不意に帽子の男に向き直った。 「もしかしたら推理小説家の『柏木光』さんじゃないですか？」 帽子の男は驚いたのかすこしの間動かなかった。 「そ、そうです。うれしいなあ。こんな若者が僕の顔をしっていてくれたなんて」帽子を脱いだ柏木は年の他わかく見えた。
新着小説100作品 恋愛ﾐｽﾃﾘSFﾌｧﾝﾀｼﾞｰﾎﾗｰｴｯｾｲ日記ﾉﾝｼﾞｬﾝﾙ公募投稿作品ｱﾄﾞﾍﾞﾝﾁｬｰ詩･短歌･俳句ｽﾎﾟｰﾂｺﾒﾃﾞｨ学園物その他管理人用
[673] 
[0] 
[0]
