目を閉じたら
君のいない世界を見ないですむ
そう思って目を閉じるけど
君は消えやしない
君は僕の瞼の裏側にいた
心の中にいた
君と歩いた道や
君と見た真っ赤な夕焼け
や
君が好きだと言ったケーキのお店
君と過ごした思い出が
僕の中にはたくさんあった
だけどそれが今はただつらい
目を開けたら君が立っているような気がして
瞼を持ち上げると
君のいない世界がただただ広がる
僕は君と一緒に生きていく
君のいない世界で