「おはよ〜す」
俺、杉浦時雨。
男子からは『時雨』と、女子からは『すーくん』トカ『杉浦』トカ…呼ばれてマス。
「今日も平和だな〜」
とか思いつつ、
窓際の俺の机の方へ行き椅子に座り、ふっと
窓の外をみると…
美少女!?がいた。
「何、話してんだ?」
俺は気になったため、
グランドへ走った。
すると…美少女の1人が
「何しに来たのよ!?」
いきなり怒鳴られた。
「いや…何話してんの」
俺は聞いた…一応。
「何って、恋バナよ!」
こっ、恋バナ!?
女子がよく話してるヤツ
「あんた、名前は?」
俺が聞きてぇよ!!
「あ…杉浦時雨。
あの…おまえは?」
とりあえず名前を聞く
「浦杉恋那よ…ってか
杉浦って言ったわね?」
「それが…何?」
「杉浦と浦杉って反対になっただけじゃない!」
だから、それが何?
「ちょっと!ハルキ…
これってどう思う?」
ん?ハルキだと…?
女…いや。男か…!?
「分からない。」
声の高さから女だな…
ってか、やけに可愛い
俺の妄想を邪魔するか
のように浦杉恋那が。
って妄想じゃねぇよ!
「ハルキでもなの!?
ところで…何部?」
急に質問かよっ!!
「軽音楽部だけど…」
「ん〜…なら辞めて。」
意外な言葉をサラッと
言われてしまった…。
「なんでなんだ?」
「恋愛しましょう!」
は?何考えてんだ…?
「私たちはれんあい部
ちょうど男がいなくて
恋愛出来なくって。」
「だから。入って。
ある意味演劇部と同じ」
えっ、演劇部〜!?
突然な出会いから
れんあい部に入部され、「演劇部と同じように
恋愛ドラマとか撮る」
らしいと浦杉恋那が。
俺はこれから、嘘の恋や嘘のキスなど、
嘘の恋愛を体験する
事になるであろう。
‐‐‐‐END‐‐‐‐
☆次回予告☆\r
ツンデレな杉浦時雨の初恋。
これからは
時雨とれんあい部員の
恋心揺れる物語を…
お楽しみにっ!
☆★☆★ayaki☆★☆★