「先日はありがとうございました。それと、来てくれると思いました。」
「手紙に書いてあったこと、いったいどういうこと何ですか。」
「実は、私は警察庁の人間なんですが、あなたが持っているその能力、思考を操作出来る能力を捜査に役立てたいと思っているんです。」
「ちょっと待って下さい。そもそもなぜ、あなたがこの能力を知っているんですか。」
「この能力を知ったのは、あなた以外にもいるからです。能力者が。あなたの能力にきずいたのも、知っていたからです。この能力について。」
「・・・僕以外にもいるんですか。」
「ええ。あなたと同じくらいの歳で警察庁で捜査に協力しています。」
「すごいですね・・・。」
「あなたも捜査に参加してみませんか。」
「えっ、そんな出来るんですか。」
「出来ますよ。」
「でも、親に言わなくちゃ駄目ですよね。親知らないんですよ。この能力ついてなにも。」
「それについては安心してください。対応は考えていますから。」