シィ男爵は人間ではない、彼らと同じ死人だ。
(ねぇ、シィ男爵…腹話術者がいるよ?)
「本当だぁ…。どうする?シィ男爵…。」
すると、シィ男爵は高笑いをして
『探す手間が省けました♪シオンは奴等を殺して来なさい♪』
「シィ男爵、私が狩っていいの?」
『もちろんです♪ラインは私と来なさい♪』
(はい、シィ男爵…。)
そう言ったラインが、叫びだした。
(ギャハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
シオンは走りだし、人間を狩りながら、腹話術者のもとへ行った。
赤髪の男と青髪の少女が、シオンに気づいた。
[!!??、シオン!!それに、シィ男爵、ライン!!!]
〔むかつくほどに、速いな…。よし、殺るぞ!!〕