三章 告白 後
放課後、学校の裏に行った。
「よう。」
楓はそこに座ってこっちを見ていた。
「ど、如何したの?急に呼び出すなんて・・・。」
私はそのまま楓の隣に座った。
「言いたいことがあって・・・。」
ドキッ・・・。少し期待しても・・・いいかな?
そんなことを思っているうちに、楓は私の前に立った。
「好き・・・なんだけど。へ、返事はいつでも良いからさ。アハハ。急に御免な。」
・・・さすがにこれはきいた。
私の心を大きく揺れ動かした。
もちろん・・・答えはOK。
「わ、私も楓君が好きだよ。」
思わずストレートにいってしまう。
楓もそれに驚き、目を疑わせる。
「嘘じゃないから・・・!!」
少し尊重を入れてみる。
「本当に・・・良いの?」
「うん。」
楓は私を抱きしめた。
「大好きっ!」
楓の言葉が私に直接伝わった。
心を大きく揺れ動かす言葉・・・なのかな?
「私も大好きだよ!」