ほとんど好き
でも
たまに嫌い
思いが伝わらないとき
噛み合わない会話でイライラするとき
君は
すぐに背中を向けて眠ろうとする
最初だけ
ふと目が覚めたら
アタシの右手
ギュッと握ってるんだよ
寝たフリ?
無防備に力の抜けた指の隙間
そーっとアタシの指で埋める
ぶつかってできた
心の隙間も
ゆっくりゆっくり埋まっていく
朝
日が昇りきるまでに
君が
不機嫌に
目覚まし時計を止めるまでに