――近所の公園
翼「みぃつぅきぃはー!!」
美弥、秋奈、慶太郎の3人の先頭を歩きながら翼が叫ぶ
美「だからー用事!!」
秋「別に今日は練習ないねんからええやん」
翼「でも、みっきーにもここのたこ焼き教えたかった!!!おっちゃん!たこ焼き1個くれ!!」
「はいよ!」
おじさんが爪楊枝をさしたたこ焼きを“1個”翼にさしだした。
翼「ありがとう!…ってこの“1個”ちゃうわ!“5個入り”を“1個”やあ!」
「おっ!すまねぇ!こりゃうっかり!がはははは」
翼「おっちゃんおもろいなあ」
「あったりまえや!大阪人はおもろないとあかんでぇ!」
翼「あはははは」
――レストラン
竹「それで…どう?黒田先生のお誘いは?」
光「…まだ決めかねていて…」
竹「そう…あ、いいのよ!今日は別に返事を急かそうと思って誘ったわけじゃないの」
光「はい…あの、もしその…お誘いを受けたら、しばらくは…」
竹「あっちで暮らすことになるわね。しばらく日本には…何か日本を離れたら困ることでも?」
光「あ、いえ!そういうわけでは…ただ……。」
――みんなと会えなくなるの?――