竹「じゃあまたね」
光「さよなら」
竹本に手を振り一人歩き始める光希。
頭の中はやはりあの黒田から受けた誘いのことばかりだ。
光(…どうしよう…)
とある公園を抜けようとした時だった。
?「光希さん?」
突然呼び止められ振り返る光希。
光「あ…あんたは…」
?「やっぱりそうね。」
光「ワガママお嬢…」
――翼「おっちゃん、ずっと笑顔やなあ」
「当たり前や!笑った方が得やろ?ええか、時間ってのは、泣いても笑っても同じように過ぎていく。それなら笑って過ごす方が得や!」
おじさんの話に聞きいる4人。
「ここでたこ焼き焼いてると、いろんな笑顔が見れる。泣いてた子どもがたこ焼き食って笑たり、ケンカしとったカップルが仲直りしたり…たまに俺のたこ焼きに文句言う奴もおるけどな、そんなんちっとも気にならへん。そんなもん、誰かの笑顔一つで吹き飛ぶんや!だからな、俺はいつでも笑う。明日、世界が破滅するとしても笑う。どうせ終わるなら、笑顔で終わった方がええやろ」