夜空の星は切なくて

滝村YOU HEY(優閉)  2010-05-12投稿
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みんな地球にいる。だから、こそ俺は旅に出た。

「ふぅ〜 疲れた この辺で休憩するか」

今、俺はある町へ向かうために歩いていた。もちろん一人でだ。 何故一人で何の為に旅に出たかって? それはおいおい話すとしよう。 まずは、ある町へ向かう理由を語るとしよう。

ある町へは、食料補給と情報収集だ。


俺は、休憩してる内に寝てしまったようだ。だが寝た場所と起きた場所が違うた。

「ふぁ〜 よく寝たな〜!? …… ここ、どこだ?」
「急に声、出さないでよ! ビックリするじゃない」

見ず知らずの女が隣にいた。 どうやら、ここは牢屋のようだ。

「人が寝てる内に捕まえるとは、卑怯な奴らだ」

と、独り言を言ったのだが女に聞こえたようで。

「寝てる内に捕まえるとか、あんたバカ? いやバカね きっと」

とか、いろいろ笑いながら言っている。

「よく、言われるよ…」
「へぇ〜 で、あんた、これからどうするの?」


「あんたじゃなくて、莢人(さやと)な 君は?」

「…薫よ……」


「いい…名前だね」

その時の俺の顔が、どうなっていたのか、わからなかった。

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