ママだけの夜に(4)

愛菜  2010-05-14投稿
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ママだけの夜に(4)



パパに会ってからの僕は
ママとだけの夜が
ちょっぴり
寂しくなった…


・・・・・・・・・


あの日
一直線にパパの元に
走っていった僕に
パパは予定してたように僕を抱き抱えあげた…


・・・・・・・・・


あれから10年

すっかり親友になった
パパに聞いた

なんで俺(僕)の
パパになってくれたのさ

16になった僕は
パパの血を
引いてないことに
気がついた…

しかし不思議と
ショックでなく
パパはパパなんだと
割りきれた


でも
僕が気がついた事実は
ママには内緒で
パパと僕の男同士の秘密

パパは
僕にビールを注ぎ笑った

血なんて
大したこっちゃないよ
ウチらは親子やから
秀(僕)が
いきなり走ってきても
一ミリも狂わず
抱き抱えあげられたのさ


パパというには若すぎる目の前の男性は
僕のパパ役を演じてくれてる


パパは
赤ら顔で嬉しそうに話す

俺(パパ)は
愛菜(ママ)が
大好きやから
秀(僕)も大好きなのは当たり前やんか!
だってママは
可愛いと思わんか



確かにママは可愛い
今もキレイだし
いまだに僕は大好きだ


〜続く〜

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