ACROSS〜彼方〜第2話

シドぱぱ  2010-05-14投稿
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車の中で守は気がついた。

永嶌「気がついたわね、守くん。」

守はすぐに起き上がり永嶌を見た。

守「どこへ連れていく気ですか?」

永嶌「NTC本部よ。」


守「なんで僕が、そんなところに行かなくちゃいけないんですか?」

永嶌「本部からの命令よ。あなたは選ばれたの。数十億といる人間の中からね。」
守の頭は疑問だらけだった。


守「何に選ばれたんですか?掃除係とか?」

永嶌「ぅふ、貴方らしい考えね。」


守「…。」


永嶌「パイロットよ。」


守「……ぇ!?。」

永嶌「NTCが今開発している戦闘ロボット。空戦型戦闘擬人機のパイロットよ。」
守の顔色が変わった。


守「ロボット?……それはつまり…僕に戦争をしろってことですか…?」


永嶌「まぁ、そんなところね。」


守「ふざけないでください!戦争なら…あなた達だけでやればいいじゃないですか!…そんな…できるわけないよ。だって、機械だってろくに触ったことないし!それに、戦争なんて…」


永嶌「いいたいことはそれだけ?」

守「それだけって…」

永嶌「悪いけど、あなたに拒否する権利はないわ。これは、私たちNTCの絶対命令。」

守「絶対命令?」

永嶌「そう。NTCの命令には、日本政府だって逆らえないの。」

守「そんなめちゃくちゃな…やるかやらないかは僕が決めることじゃ、」

永嶌「いいえ。最初から決まっていたこと。あなたが17歳になるのを世界が待っていた。…あなたは世界に選ばれた唯一の神子。神崎守」


守「なんで僕なんだ…」
守は頭を抱えた。


永嶌「そのうち分かるわ。」

そうこうしているうちに、走っていた車が海岸の前で止まった。

永嶌「守くん。ちょっと怖いかもしれないけど、我慢してね。」

守は黙ったまま永嶌を見つめ沈黙していた。

突然、車は海に向かって急発進し始めた。

永嶌「守くん。掴まって。」

守「え!?何!?落ちるよ!?あ!あぁぁぁぁ!!」

車は海へ飛び込んだ。

守は目をつむったまま丸くなっていた。

永嶌「守くん。もう大丈夫よ。目を開けて。」



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