志「あなたの“仲間”はまだこのこと知らないのでしょう?」
光「…」
志「本当にひどいものね。あれだけ仲間がどうとか言っといて、結局自分の未来のためなら簡単に“仲間”は捨てるのね」
光「ちがっ…」
志「そして、またうまくいかなくなったら、逃げ帰って泣きつくのでしょう?そうやって“仲間”にすがるんだわ。自分一人じゃ何もできない。そんなあなたが、この道でやっていけるの?」
光「…」
志「この道は孤独。その孤独に耐えられるの?」
光「…」
志「“仲間”なんて所詮口だけ。離れてしまえば、さっさと“さよなら”よ」
光「…!」
「みっきー!!!」
今にも泣き出しそうな光希のもとに、駆け寄る4人組。光希はその場にしゃがみこみ、俯いた
翼「おい!みっきーに何してんねん!“まきまき”!!」
志「ただ喋ってただけよ。…てゆうか“まきまき”って何?!」
翼「お前のことや!!髪、くるくる巻きすぎじゃ、ぼけ!」
志「はあ!?馬鹿にしないでもらいたいわ!きーきー喋らないでよ、きーきーボーカル!!!」
翼「なっ…あぁ!?」
志「だいたいねぇ、知ってる?その子はあなた達を裏切るつもりなのよ!」