:真実の墓

snow  2010-05-16投稿
閲覧数[398] 良い投票[0] 悪い投票[0]

今日、おじいちゃんの70回目の誕生日。

僕はおばあちゃんと一緒にいつも遊びに行く公園を通り過ぎデパートへ向かった。

あと、三ヶ月で小学校に入学するための黒いランドセルをおじいちゃんに買ってもらった場所だ。

足の遅いおばあちゃんをエスカレーターの上で少し待って、また、おばあちゃんの手を引っ張って洋服の売ってある場所へ向かった。
「健ちゃん、今日は何を買うの?」おばあちゃんの優しい声がお店の音で小さくなって聞こえてきた。僕はすぐに「靴下」と答えた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 snow 」さんの小説

もっと見る

その他の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ