存在意義

灯夜  2006-08-26投稿
閲覧数[487] 良い投票[0] 悪い投票[0]

小学五年生の頃だったか。



自分自身の「存在意義」が知りたくなった。



いままで何の為に生きてきたのか、

これから何の為に生きればいのか、



それが知りたかった。
反面、それを知ってどうする?という考えも当然あったけど。



その頃の考えは「生きる意味が見つからないなら、それを探す為に生きればいい」

当時は十分な答になった。



けれど、今はもうその答は言い訳にしか見えない。

存在意義を探す為に生きればいい。結局それは、唯単に死ぬのが怖いからそれを覆い隠す為の言い訳に過ぎない。



結局、存在意義なんて在りやしない。
合ったところで、それもいつか消えてなくなる。



じゃあ、存在意義が解らなくて死んでしまいそうなら?

貴方の為に憐れんでくれる、泣いてくれる人を探すといい。



この世に生きる人間全てが貴方の敵。───そんなこと有り得ないのだから。



貴方の為の止まり木を探すといい。
きっと見つかるから。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 灯夜 」さんの小説

もっと見る

エッセイの新着小説

もっと見る

[PR]
ネ申盛れるカラコン
激安1日98円


▲ページトップ