僕は気弱なピッチャー。
いつだって打者におもいっきり立ち向かう事ができない!!
でもなぜか僕には彼女がいる。自分で言うのもなんだけど…かなりかわぃぃ
。
しかし…気が強い!
あっ!こんなこといったら怒られるかな??笑
そしてこのチームのマネージャーもやっている
名前は夢
今日、中学校最後になるかもしれない夏の公式戦の前日。
学校を出ると夢が校門で待っていた…
?!ヤバい?!
「待った?」
「当たり前じゃん!遅い!」
「ごめん」
「まぁ〜いいゃ。明日何かわかる?」
「試合かな」
その瞬間、夢の顔がムカッとしたのがわかる
「試合かな?じゃないでしょ?もっと気合い入れろ〜〜!!」
「はいっ!」
「負けたら許さないから負けたら別れる」
!!??
「今、なんと?」
「だ・か・ら、負けたら別れてやる!」
「え〜やだよ〜」
「たくっ」
「勝つから大丈夫!とか言ってみろよ!」
「だって〜」
…………………沈黙だ。
「勝ってよ」
えっ?泣いてる?
「勝って!」
「もっと一緒に淳也と野球したいから……」
「勝ってよ勝ってよ勝ってよ……」
夢は呪文のようにいい続けている…
かつ自信は正直ない…
だって…
俺ら弱いから…
でも夢を泣かせたままはやだ!!
どうしよう?!どうしよう?!
下を向いて、てんぱってると夢に抱き締められた
「好き」
「勝て」
「わかった!!夢のために勝つ」
「だから…泣かないで…」
「ありがとう!」……
「やく…そく……して」
「………わかった」
そして、約束してしまった。
今ごろ後悔…
てか夢は明日もし負けたらさっき以上に泣いちゃうのかな?
そんなのは……いやだ
「よし!明日は勝つぞ!」と独り言を呟いてねた
今日は勝たなきゃと思いながら目が覚めた
6時ピッタリだ!
8時品川集合
みんないる…夢は……
いる!よかった!
「おせーぞ淳也」
「今日は勝とうな!」
「ああ!」
夢とは一言もしゃべらずにプレイボール…
そして…負けた…2-1惜しいな!
夢は…泣いてない?
「ごめんな夢。勝てなかった!」
怒ると思った僕は身構えた。
でも…
「淳也かっこよかった!」
「ナイスゲーム」
と言われキスされた。
空青いなぁ〜