初めて霊体験したのは小2、父方の祖父が亡くなって間もなくの時だった。
その日はなかなか寝付けず布団の中で眠ろうと必死だった。隣には、一つ上の姉が気持ち良さそうに寝ている。部屋には、姿見の鏡があり何となくそれは見たくなかった。どのくらい時間がたったのだろう‥その鏡の方が明るく見えた。
なんだろう!?
布団の隙間から見てみると…鏡の中をゆっくりと右から左へ移動するヒトダマ。中心の球体には小さな穴が沢山あり、そこからきれいな青い炎が出ている。
子供ながらに、家が燃えちゃう…と思ったし、何か特別なものを見た、とも思った。
次の日、母、父、姉に見たことを話したけど信じてはくれなかった。
この体験を最初に次々と不思議なことが起こる。