あれは…
ちょうど俺の誕生日の後に彼女はやってきたんだ
まぁ
よくある話
上司と部下
てな話だな(笑)
初めの印象は
いい子で良かったな
そんなもんだったのに
会話のやりとりで
おっ…?
俺のオヤジギャグへの反応に
おっ…?
さりげない優しさに
おぉっ…?
あれ…
俺に気があるのか?
いや、まさか
これは自意識過剰ってヤツだな(笑)
たしかに
若い時は遊びもそこそこやってたけど…
彼女の場合、遊びでつきあえるような女性ではないだろう、たぶん…
ある日、昼飯に誘ってみると、軽くノってきた
おっ…?
案外軽い女なのか?
「今度寿司でも食べにいこうぜ!」
出来るだけ軽く誘ってみる
おぉ!いいですね〜♪行きましょう♪
なんとも心地良い返事が嬉しかったな
義務で通っていた会社が、彼女の存在でオアシスへと変わっていったのは確かだ
もっと話したい
もっと笑顔が見たい
出来れば…
いやいや
付き合いたいだなんてそんな…
でも予感はあった
たぶん…そうなるだろう