ママだけの夜に(決心1)

さんちゃん  2010-05-29投稿
閲覧数[412] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ママだけの夜に
(決心1)


久々に関内に行く

あれから10年
馴染みの嬢は
30代になり
街の顔になりつつある

10代・20代を
使うママやチーママ
はたまた主任に昇格したり店をもったりしている

夜の面々が出勤前に集う場所にいけば
馴染みの面々に会える


大好きなナポリタンを
食べてると背後から
声がする

「うのさん(僕)やん」

優の顔があった

優はシングルマザーで
今は中堅店の
チーママになっていた


元気なの?


昔よりは
年をとった分
慎重に生きてるよ


あの頃は
楽しかったねぇ


二人しみじみと
楽しかった過去を
懐かしんだ


優は聞いてきた

まだ付き合ってる
女の子いる?



…愛菜

僕は答えた



優は少し驚いたようだ

愛菜ねぇ
愛菜も
シングルマザーでしょ…


優は自分の立場に併せ
自分(僕)の子供でないシングルマザーと
付き合う僕の気持ちがわからないようだった



愛菜が妊娠(別の男性と付き合ってたのは)したのは

丁度
僕が上場に絡み
バタバタしていて
疎遠になってた期間


落ち着いて連絡したら
子供生まれるから
会えない…
とのことだった


〜続く〜

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 さんちゃん 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ