幸は決めた。 愛されないからって代償の愛を求めるのはもうやめにしょうと。 淋しさに寂しさを重ねても苦しくなるだけなのを知った。 愛されないものは愛される者より辛い思いをしたぶん優しくなれるはず。 今なら棄てられる事に怯え続けた呪縛がとけるかもしれない 幸は携帯をにぎりしめた 「誠也、話があるの」
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