朝の風景

帆乃歌  2010-06-02投稿
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ウチの朝は早い。
朝5時起床。
一番上の娘の高校が少し遠い為、早くに家を出る。
親にとってはとてつもなく迷惑この上ない。
まぁ、娘の前では絶対そんなコト言わないけど。
とは言え、私のように夜型人間は夜中ほど目が爛々と冴え渡る訳で。
結局、こんなふうにちょっと投稿なんかに夢中になると眠くなるのは朝方だったりする。
眠い。        上の娘が学校に出てから1時間程して、一番下のチビを叩き起こす。
……そう。
叩き起こすんです。
文字通り。
起きやしねぇ〜〜。
お尻を叩き、身体を揺すり、それでも起きなきゃ全身くすぐり倒すまで!
まず、起きやしねぇ。
小学1年なったばかりで常習遅刻魔なんて不名誉はいらんのよ?
起きやがれ、チビ助!
そんなチビと格闘中、のっそりと今度は真ん中の娘が「うるさいなぁ…」などと起きてくる。
うるさい言う前に手伝わんかいっっ!!
真ん中は定時制高校。
昼間もまだバイトをしていないため、自由気ままなもので。
あぁっ!そんなコトよりチビ学校ーーーー!!!
起・き・ん・かーーい!
「母さん、朝勝手に食べるからねー?」
手伝ってよ〜〜〜〜っ。
あんたはヒマでしょ〜〜〜っ。
などと言ってるヒマないのよっっっ!!
揺すぶり、くすぐり、それでも起きない!
くっそぉ………最終兵器、発動??
「…まぁたやるのぉ?」
娘が半分呆れたような顔をしてチビを覗き込む。
「時間ないし、アレが一番効果的!用意して!」
「はいは〜い」
……そして持ってきた物
「「せ〜のぉっ」」
ごしごしごしごしっっ!
チビは驚いたシャム猫よろしく手足をバタバタさせて飛び起きる。
そりゃあ、そうね。
朝一の冷たい水で絞ったタオルで顔をごしごしされちゃあね。
「おーそーよーう寝坊助」
はあ、ようやく起きてくださいましたよ。
まったく。
うちの小さな王様は起こされ方が気に入らなかったらしい。
着替えもしないでストライキ。
はああああぁ…………。
たまには普っ通〜の朝の
風景送らせてよねぇ〜〜〜〜(−_−#)



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