冷たい感触に抱かれ 身動き一つとれず 瓦礫の下で這いずる 思い出を焼き払われ 縋る手もない 惨め哀れ捩れる四肢 「ごめんなさい」 言い訳がましい口を塞ぎ 貴方 嗤う 悍ましい声 断末魔に 私を壊してく グルグル廻し 頭 ちぎれるまで 藻掻き 謡え 辞世の詩 何れは光 秀でるものと願い纏う月の下 脆くも崩れ去るのみ 誓いの言葉 犠牲にして 我が子を生贄に 朱く朱く 染め上げて 罪を数え 眠りつけ
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