イジメの原理（３）
僕はワンパターン
側にあった
ビンで中学生の頭を
ぶち殴った…
中学生は背が高いので
（僕にとって）運良く鼻頭にビンが当たった
ビンをぶつけられた
中学生はうずくまったが
僕は別の中学生達に
集団で暴行を受け
ビンを奪われた
中学生がビンを
振り上げた時に
僕は大声で笑った
殴れるもんなら
殴ってみろよ！
（イカれてない）
普通の中学生が
小学生に白昼
ビンで殴れないという
計算もあった
中学生と少し
にらみ合いが
続いてるときに
背後から声がした
「アンタ達…小学生相手にみっともないよ」
振り返ると
美人の母親と
新しい学校の同級生の
女の子がいた
中学生達が退散したあとに母親が話しかけてきた
君は度胸ある！
うん！かっこいい！
ウチの子と
同じクラスってね…
傷を消毒するからウチに来る
僕の幸さん（母親）と
由美子ちゃん（同級生）と初めて話した日だった
しかし
この出会いは
二人に対して
一生の負い目を感じる
事態に遭遇する…
※詳細は削除作品
［たまらんく哀しい］で書ききったので割愛
母子心中という
最悪な結果を
止められなかった自分
小学生だったという
言い訳ができないほど
渦中にいた…
〜続く〜
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