どうも女の化粧を見ると、出来の悪い料理を思い出す。嘘つきは料理が上手い。真剣は下手。誠はラーメンしか作らない。
困ったね。人間として、生きて行く過程で、人間を見られちまった。あ〜あ、嫌になるな。嫌になるというより、飽きるな。
嫌悪感が倦怠感へと変わり、人間のフランケンになる。また、嫌になった。料理って奥が深いな。あっ、しまった。失敗した。
冗談じゃねーぜ。愛想だろ。違うのか。あっ、まただ。これで二回目だ。三回目になるか。あっ、ここで止まった。いけないなあ。
こんな所で止められては、面白くない。冗談だって!料理したのも冗談か?それなら愛想の代わりに、売り上げ持って行くか。
いいじゃないか。いいじゃないか。冗談だろ!料理に失敗したって言ったのは?ここで何が言いたかったかだ。失敗に纏わる話で失敗してりゃ、取る先、取る物取りだろう。失敗は泥棒のもとだ。