「おはよ♪」
「なんだよ?時雨。
なんか機嫌いいな♪」
「そうか〜?」
昨日の件で、恋那と
(仮)恋人になった♪
「それに、顔赤いぞ」
「げっ!?見んな…」
まだ、赤いままかよ…
「では…さようなら」
「ふぅ…今日も終わり。部室に行くか…!」
という事で部室へ。
恋那はすでに教室に
いなかったため、
1人で部室に向かう…
「あれ?柊じゃ…」
いつものように、
光さえ当たらない瞳。
足音さえもしなかった
「よっ…柊♪」
「…!こんにちは。」
えっ!あいさつ?
「柊さ…最近、部室に
来なくなったな」
「そう?行っている。」
そういえば、口調も
いつしか元通りの一言
「え…?マジ!?なら、いいけどさ…」
「あなたこそ、来ない
恋那だってそう。」
行ってないのは俺じゃ
ないか!!バカだな…
「今日は来てくれる?」
「え?あ…行くとも」
「そう。よかった」
今、柊の顔が笑顔に…
「あんたたち!遅い!」
恋那が迎えに来た…
本日、初めて話した。
恋那はノートを持参。
そういえば、授業中に
熱心に書いてたな(笑)
内容は知らないけどさ
「今日は『夢』について語り合いましょう!」
『ゆ…め?』
柊と言葉がハモった。
「私の夢は…声優よ!」
声優!?やけに普通。
「俺は、平和に暮らしたい…バカな夢だけど」
「私は、もっと…
必要とされる存在に
なりたい。」
「必要とされる存在?
もう、叶ってるわよ?」
「恋那にだけしか、
思われている…
あなたは…恋那が必要」
「!?ひっ…柊…?」
「私は知っている…!
あなたは恋那が好きな
事なんて…前から。」
「すっ、好きじゃ…」
「何言ってんのよ…」
「私…帰る。」
「待て!追おう…」
体育倉庫にいるハズ…
「中を見ましょ…!」
「クスッ…さよなら。」
『ガチャン!!』
「え…開かないわよ!」
「閉じ込められたんだ」
「ハルは何がしたいの?私達の何が気に食わないの!?」
次回予告\r
ツンデレな杉浦時雨の本音。