うまくいった。
いつもの古典的な手段だが、なかなかこれが成功率高いんだよなぁ。
俺は、一人で歩けないほどに酔っ払った女を、
街灯もろくにない通りの裏路地に連れ込む。
俺も飲んでたけど、
ありゃ烏龍ハイに見せかけた烏龍茶(笑)
こんな可愛い顔で、ヤリ甲斐のあるカラダつき、
俺がほっとく訳ねーし。
こいつが悪ぃーんだよ。
こんなエロいカッコしやがってさ。
男なら誰でもこうするし。
しねー奴は『付いて』ねーな、多分。
んで、その女を
脱がせてみると、
予想通り、いやぁそれ以上にいいカラダしてやがる。
上はでけーのに、下はきゅっと締まってるし。
今日も『満足』させてもらえそーだし。
俺がそのカラダにむしゃぶりつくと、
女はか細い声を出した。
「…んん、ダ、ダメ…」
今更おせーし(笑)
「は?今更ナニ言ってんの?いーじゃん、減るモンじゃねーし」
もちろん、『アレ』なんて付けねーよ?
あんなん邪道。気持ち良くもねーし。
今までもそうしてきたし。
『デキた』とか言ってきたら堕ろすだけ。
まぁだいたい金とか、二、三発殴っときゃ問題ナッシングよ。
すると、女がまた口を開く。
「…ねぇ、蟷螂知ってる…?
メスはね、交尾した後、オスを…」
…は?何言ってんの?
「知ってるけど?」
「…私のココ…それに似てて、本当に愛する人のじゃないと…怒って…」
…は?それ口実?
いやいやいや、そんなん今時頭わりぃ厨にも通用しねーし。
「…だから…ダメ…」
…心なしか、顔を背ける女の口元は、微笑んでいるように見えた。
あ、分かった、あれか。
『イヤよイヤよも好きの内』
ってやつか。
んなら、何も遠慮する事ねーし。
俺は自らの『分身』を、
半ば強引にねじ込んだ。
女の……
クライアナノナカ へ。
ぶちぶちっ、ぐしゃっ
「くすくす…意外と小さいのね…ちっとも満足できないわ…」
終劇