結局、雅也とあたしは?人とも一緒に回る人がいないということでクラスの展示のシフトにずっと入っているはめに…
なんも楽しくないわ…
と思いながら
女友達と後夜祭の花火を見て
そのまま帰った
帰りのバスの中
何気なく携帯を開いた
メール受信中の文字
誰からだろ?
メールの受信箱を開く
雅也からだ
ー今日元気なかったけどなんか悩んでんのか?今日は早く寝ろ、多分お前疲れすぎだ…頑張りすぎだー
あたしは最近涙もろくなったのだろうか
こらえても後から後から
頬を熱い涙が伝っていく
涙で揺れる視界で雅也にメールを返した
ーん、大丈夫〜まあ今日は帰ったらすぐ寝るね!ー
すぐメールが帰ってきて
ーもう少し俺のこと頼れよ?一人で溜め込むなー
好きだよ…
雅也のこと苦しいくらい好きだよ
でも諦めなくちゃいけないよ
そんなこと言うのは反則だよ?
ずっと諦められなくなっちゃうよ…
雅也…あなたにとってあたしはただの仲のいい女友達なのかな?
つづきます